高岡交通株式会社・渡辺寛人君にインタビュー!

今回は、高岡交通株式会社常務取締役の渡辺寛人君にインタビューしました!

河原：高岡交通さんには私のお店でもいつもお世話になっているんですが、会社や業界について全然わからないので、本日はじっくりお聞きできればと思います!

渡辺：こちらこそお世話になっています。よろしくお願いします。

河原：高岡交通さんは創業何年で、大体どれくらいの従業員が活躍しているんですか？

渡辺：そうですね…会社のほうは今年で創業して75年になります。何度か移転していまして今はタクシー乗り場兼事務所として末広町と二塚のほうに本社があります。
従業員は正社員やパートの方あわせると175名になりますよ!

河原：パートを含めたとしても思いの外多くの方がいらっしゃるなんてびっくりです．．．
タクシーの運転以外の業務に関しては、どのようなものがあるんですか?

渡辺：タクシーといっても一般的に想像されるのもののほかに、介護タクシーという車いすの方や寝たきりの方が乗れるようなものがあるんですよ。あとは貸切のバス…冠婚葬祭や旅行などで利用できるバスですね。青年部のほうでも何度も利用していただいてます。ありがとうございます。
それから、こっちも青年部に利用していただいてるんですけど、旅行業もやってますのでぜひご利用ください。（笑）

河原：コロナが流行ってから私のお店も若干静かになりましたが、高岡交通さんのほうはいかがですか?　それから、特に重視している感染予防対策とかありますか?

渡辺：いやーほんとひどいですよ。4月、5月は本当に目も当てられない感じでしたね。少しずつ売り上げは戻ってはきていますがまだまだです。特に夜は静かなので街に活気が戻ってほしいなと思ってます。
感染予防対策としてはアルコール消毒やマスク着用、飛沫感染防止のシールドの装着などできるかぎりのことをやってます。

河原：タクシーの車種をイメージすると、黒いクラウンが思い当たるんですけど、最近はボックス型もちらほら見かけます。ボックス型はどのようなお客さんに人気なんですか?

渡辺：ボックス型といったらNV２００かジャパンタクシーになりますね。NV２００は主に介護タクシーとして車いすでそのままお客様に乗っていただけるので重宝していますし車内は広めですので概ね好評かなと感じています。ジャパンタクシーのほうは正直クラウンの生産が終了してしまったので仕方なく購入したんですが、人気かどうかはう～ん・・・。

河原：県内でも複数タクシー会社がありますよね。ほかのタクシー会社との差別化のためにしていることは何かありますか?

渡辺：えーと、差別化かどうかわかんないですけど、県内のタクシー会社でやってるところが少ないのですが「そらタク」という空港の送迎タクシーをやってますね。高岡市内どこからでも富山空港まで3500円で行けますし帰りも同じように利用できます。ただし乗合になるので知らない方と乗り合わせになったりしますけどね…

河原：タクシーの利用客で、こんな方はちょっとな～って思うタイプといいお客さんだと思うタイプはどういう方ですか?

渡辺：こちらに戻ってからはタクシーに乗ってないので県外で乗務してた時の話になってしまいますが、ちゃんとコミュニケーションが取れる方がいいですね。ちょっとな～はまあ、その逆ということで想像してみてください(笑)

河原：休日や、時間があるときは普段何をしてますか？

渡辺：寝てます（真顔）

河原：読書が好きでしたっけ。好きなジャンルや、これまで読んできた中で一番気に入っている本はありますか？

渡辺：SFが好きですね。大学生ぐらいのときに伊藤計劃（いとうけいかくという方の『虐殺器官』という小説を読んでSFの良さに気づいたんです。『ハーモニー』というの作品もあるのですがその二つが特に好きですね。

河原：星の王子さまは子供と大人で読んで感じることが変わるみたいですが、何回か読むうちに、考えや意識が変化した本に出会ったことはありますか？

渡辺：正直あまり同じ本を読み返すことはないです。というか全くないかもしれません。ただ、どんな本でも自分自身の状況が変化することで感じることは間違いないかと思います。昔読書感想文のためにカフカの『変身』という小説を読んだんですが・・・長いため省略　なんにせよそのときの状況や感情、立場で文章の捉え方は変わると思いますよ。