企業は、現状維持をよしとすれば衰退していきます。自社を伸ばす為に我々は事業に向きあい、どんな価値を提供していくのか考え、他社と差別化していく必要があります。
9月例会では、講師に谷田 昭吾氏をお招きして、客観的に自己や事業を捉える事で、自分に足りない所を見つけ、相手に何を提供できるのか考えぬく事の大切さを学びました。今例会の学びを持ち帰り、事業に生かす事で、自らの道標を創り、未来を切り開く一歩につなげることを目的として開催されました。

阪口会長あいさつ
皆さん、最近付加価値という言葉を耳にされるのではないでしょうか？よくあるのが自社の強みを生かして他社との差別化を図り生き残っていくということが挙げられると思いますが、まず他社との差別化を図るためには、自社の強みは何なのかをしっかり分析していくことが重要だと思います。今日の講師である谷田昭吾先生は株式会社タニタを世界一の企業に導いたお父様である谷田大輔氏を間近で見てこられました。その中でリーダーとしての資質や自社製品を通して何を提供できるのかということを考えることの大切さを学ばれてきました。そして、その学んだことを分析し実践されることで他分野での事業を成功されております。本日はその分析と実践から得られた成功法則についてお話しいただきます。今日の学びを明日からの自己・自社に生かしていただき、少しでも良い未来を掴んでいただきたいです。

本例会では前タニタ代表取締役、谷田大輔氏が体脂肪計を開発、販売し、ヘルスメーター売上げ世界一を実現するに至った成功の要因を講師の経験や、講師自身が学んだポジティブ心理学や経営学という学術的知見から分析し、成功法則としてご講演いただきました。
世界一を実現することができた、その土台となるリーダーの資質とは何か。そして体脂肪計を生み出す礎となった、事業を捉える考え方。そして実現に至るまでの行動についてご説明いただきました。その挑戦の過程、結果から導かれる、相手に何を提供できるのか考えぬいたものを、大事にすることについてご講演していただきました。

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