中小・零細企業における人材の採用・定着に向けて、社内制度の整備だけでなく、時間外労働の削減や職場環境への配慮等、働きやすい環境の整備に向けた取組みを併せて行うことで、より効果を発揮すると考えられます。中小・零細企業における人材の定着のためには、社内制度の整備とともに、雰囲気のいい職場環境づくりに努めることで、従業員の就業の満足度を高められ、離職の可能性を減らしていくことが必要です。
そこでワークライフ経営委員会では、社内体制の整備に努めておられる企業に訪問し、取組み事例を詳しく講話していただき、働き方改革について学びました。

＜視察先１＞
ルピナ中部工業株式会社では
・社員と一緒にどう働くか、どのように楽しみ持って行動できるかを考えること
・ソフトの開発にも力を入れるなど仕事がしやすい環境を作ること
・日々変化をつけながら仕事し社員にも「働き方改革」の意識付けすること
・新入社員の育成は会社を上げてサポートしていくこと
が大切だと知ることができました。

＜視察先２＞
アース・クリエイト有限会社では
・全ての社員から声を聞いて出来るだけ幸せ感を共有できる制度を社内に導入すること
・「不満」を直に聞き対応すること
・社員一人一人が負担と感じないような仕組みを作り上げること
が大切だと知ることができました。

今回の視察で、まずは自社の課題をみつけ自社に合った「働き方改革」にしないと意味がないと分かりました。そして役員（執行部）だけが考えるのではなく、会社全体で考えることが今後の「働きやすい環境」になり、それが「働き方改革」へと繋がると感じることが出来ました。この視察で学んだことをこれから先の委員会に活かして行きたいと思います。