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企業防衛委員会 委員長 庄司健太郎

4月15日(日)、企業防衛委員会は、第1回委員会を体験型学習施設四季防災館で行いました。自然災害の恐怖を身近に感じることを目的に地震体験、煙体験、流水体験、暴風雨体験をしました。

まずは、地震体験。実際に起きた東日本大震災、阪神淡路大震災などの揺れを体験しました。
今まで感じたことのない震度7に「思っていた以上の揺れだった」「同じ震度でも揺れ方や時間が異なる」など初めて経験するメンバーが多かったです。突然、震度7の大きな地震が富山で起こったら本当に怖いですね。

煙体験では、ホテル火災を想定した一角で、煙が充満した真っ暗な部屋の中から誘導灯だけを頼りに、身体を低くして避難する体験をしました。(煙は本物ではない)
「実際に火災が起きたら逃げられない」「上に誘導灯があっても、全く見えない」など、予想以上に前が見えず、すぐに脱出できないメンバーもいました。ホテルに泊まる際は、すぐに非常口や避難経路をチェックしようと強く思いました。

流水体験では、長靴とズボンと前掛けが繋がっているものをはいて、水深15、30、45cmの3段階になっている小さな流水プールを歩き、水深によってどのように歩きづらいかを体験しました。このくらいであれば簡単に歩けそうだと思っても、見た目以上に歩きづらく、手すりにつかまっていないと転びそうになりました。ここで、調子に乗ってわざと転ぶ委員会メンバーは、誰もいません。皆さん真剣です。

暴風雨体験では、合羽、ゴーグルを付けての完全防備での体験です。ガラスの部屋に案内され、目の前の手すりに掴まると風速10メートルから始まります。最大風速30メートルの強風に雨も加わると手すりにつかまっていないと立っていられず、また正面を向いての呼吸も困難でした。風速30mでの外出がいかに危険かを体験して初めて知りました。

今まで自然災害を「他人事」に考えていたメンバーも、四季防災館での体験を通じて、「自分事」へと意識が変わりました。今後は、自然災害の怖さを身近なものにするだけでなく、自然災害への備えや発生後の対応を委員会で学び、そして各自実践していきます。

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